腫瘍(がん)認定医による高度な診断・治療 腫瘍科専門外来 腫瘍(がん)認定医による高度な診断・治療 腫瘍科専門外来
脳神経科専門医 稲垣武彦先生

担当獣医師

稲垣 武彦(いながき たけひこ)先生

略歴

東京大学農学部獣医学課程卒業

元日本動物高度医療センター脳神経・整形科医長

所属

獣医神経病学会

獣医麻酔外科学会

脳神経専門外来を担当する
獣医師の稲垣です。

脳神経専門外来を担当する獣医師の稲垣です。 日本動物高度医療センターの脳神経・整形科で長年多くの神経や筋肉、骨の病気を担当してきました。 脳や脊髄などの神経組織が何らかの障害を受けることで生じる様々な症状は、 一見して神経の病気とはわからない場合も珍しくありません。また、突然症状が悪化することが多いのも特徴の一つです。 触診や詳細な検査を行い、 大切な家族にしてあげられる最良を一緒に考えながら診療を行って参ります。(症状によっては、グループ内の二次診療施設にてCT・MRIなどの高度な検査の実施をご案内する場合がございます)

こんな症状はございませんか?

  • どこか痛そうにしている。
  • 時々「キャンッ」と鳴く。
  • うろうろしていて落ち着かない
  • 前足/後ろ足がふらついている
  • 震えが止まらない
  • ぼーっとしていて焦点が定まっていない
  • けいれん発作が起きた

代表的な脳神経の病気

セカンドオピニオン

このようなお悩みを抱えていませんか?

  • ・「手術が難しいと言われたが、他の治療の選択肢はないか。
  • ・「本当にこの病名なのか、他に検査方法はないのか知りたい。
  • ・「治療をすることで、かえって苦しませてしまうことにならないか…」

ご家族の納得をサポートします

初診時にお持ちいただきたいもの

  • これまでの検査結果(血液検査・レントゲン画像・病理検査報告書など)
  • 現在服用中のお薬
  • 主治医の先生からの紹介状(お持ちの場合。なくても受診可能です)
  • 日頃の様子がわかる動画(呼吸の様子・歩き方など)

当院での治療方法について

主な治療方法

  • 内科治療・保存療法

    脳神経の病気では、まず痛みや炎症、発作などの症状を抑え、生活の質(QOL)を守る治療が重要です。 病気の種類や重症度に応じて、以下のような内科療法を組み合わせます。

    • 痛みを抑える治療(鎮痛薬など)
    • 神経の炎症や脳のむくみを抑える治療
    • けいれん発作を抑える治療(抗てんかん薬)
    • 安静管理(運動制限)と生活環境の調整
    • 状態に応じた点滴・栄養管理などの支持療法
  • 椎間板ヘルニアなどでは、症状が軽い場合に保存療法で改善が期待できることもあります。 一方で、麻痺の進行や強い痛みがある場合には、外科治療が必要となることがあります。

  • 外科治療

    椎間板ヘルニアなど、神経が強く圧迫されている場合は、手術によって圧迫を取り除くことで、回復を目指す治療を行います。特に「歩けない」「痛みが強い」「症状が急速に悪化している」といった場合には、早期の外科治療が推奨されることがあります。

  • 外科治療の適応は、神経学的検査や症状の経過、必要に応じて画像検査の情報をもとに、総合的に判断します。
    当院では、飼主さまに分かりやすく状態をご説明し、治療のメリット・リスク、術後の見通しについて十分に相談したうえで方針を決定します。

診断・治療の流れ

  • step 01
    初診・身体検査

    問診

    まずは、症状がいつから・どのように起きたかを詳しく伺います。脳神経の病気では、ちょっとした症状の違いが診断のヒントになるため、以下の点を丁寧に確認します。

    • 症状が出たタイミング(急に/徐々に)
    • ふらつき、麻痺、痛み、けいれんの有無
    • 食欲や元気、意識の状態
    • 排尿・排便の変化
    • 過去の病歴、服薬状況
    • ※可能であれば、症状が出ている様子の動画をご持参いただくと診断に非常に役立ちます。
  • step 02
    細胞診・組織検査

    触診・神経学的検査

    次に、身体の状態を確認しながら、神経学的検査(神経の働きのチェック)を行います。この検査により、障害が「脳なのか」「脊髄なのか」「末梢神経なのか」など、病変部位を推定します。

    具体的には、歩き方や姿勢、反射、痛みの感じ方、眼の動きなどを確認し、症状の原因を絞り込んでいきます。

  • step 03
    ステージング検査

    レントゲン検査

    必要に応じて、背骨や胸部・腹部のレントゲン検査を行います。レントゲン検査は、椎間板ヘルニアなど、神経の異常そのものを確定する検査ではありませんが、以下のような目的で役立ちます。

    • 背骨の形の異常、骨の変化の確認
    • 他の病気の可能性の整理
    • 麻酔が必要な検査を検討する前の全身評価
    • 症状に応じて、より詳しい検査(MRIなど)が適している場合は、その必要性も含めてご説明します。
  • step 04
    治療方針の決定

    血液検査

    血液検査は、神経症状の原因が「脳・脊髄そのもの」なのか、「全身の異常が影響しているのか」を判断する上で重要です。また、治療薬の選択や麻酔の安全性評価にもつながります。

    • 例えば、以下のような異常が神経症状に関連することがあります。
    • 肝臓・腎臓の異常
    • 血糖の異常
    • 電解質異常
    • 炎症反応の上昇 など
    • 検査結果を踏まえ、必要な追加検査や治療方針を整理していきます。
  • step 05
    治療の開始と経過観察

    必要に応じてMRI検査・CT検査をご案内

    ※グループ内を含め検査可能な他施設をご紹介いたします。

    これまでの検査によって得られた情報により、脳や脊髄などの神経の異常と考えられた場合には、必要に応じてMRI検査などの精密検査をご案内します。

    MRI検査は、特殊な機械を使用して脳や脊髄の断面を調べる検査で、レントゲン検査では写らない神経も、MRI検査であればはっきりと見えます。また、疑われる病気によっては、脳脊髄液検査や電気生理学的検査といった特殊な検査が必要な場合もあり、これらの検査はより専門的な設備が整っている施設にて実施することになります。

    当院のグループの二次診療施設でも検査が可能ですので、ご希望に合わせたご案内をいたします。

診療料金

診察

初診料
3,000円(税抜)
再診料
1,800円(税抜)

お支払い方法

現金のほか、各種クレジットカード、PayPayでのお支払いが可能です。

診療日

(〜2026年6月)火曜・金曜の週2回

(2026年7月〜)木曜・金曜の週2回

※事前予約制となりますので、
お電話にてご予約をお願いいたします。

アクセス

お気軽にお問い合わせください。

電話:046-261-2669

住所:神奈川県大和市桜森2-22-19